精巣腫瘍摘出、ブログ2020

精巣腫瘍の疑いあり。診察、『高位精巣摘除』の手術を受け、退院しました。記憶を頼りに、経過をブログにつづっていきます。

生活習慣改善5日目

足裏マッサージによって赤みがやわらいできている。効果を実感。気をよくし、これならと思い、プロにやってもらったらもっと良くなるのでは?妻のおすすめのマッサージ士の方に連絡してもらう。久しぶりの連絡とのこと。マッサージ士さんは、前回マッサージをしてもらったお店を卒業し、今は独立してお店を移ったとのこと。妻と子どもたちも付き添ってくれるという。

 


テナントビルの3階。清潔感があり、女性のエステ店の様な、おしゃれなお店。「うわー、きれいー」「おしゃれー」子どもたちは大喜び。「いらっしゃいませ」マッサージ士さんは入口前で出迎えてくれた。お出迎えしていただける、ささいかもしれないが、心遣いがうれしい。ツヤのある白髪。長髪をポニーテイルに結んでいる、気品を感じるマダムの様な雰囲気の方。両腕にもの凄いオーラを感じる。平均的な女性より細い腕。血管が太く浮き出でいる。それでいて、肌のつやがよく、程よく日焼けしたその両腕に目が釘付けになってしまう。始めに足を四角いボックスに入れ、あたためる。その間に冷たいカフェオレをいただく。施術前のアンケート。がんのこと。右側の精巣を摘出したことを記入する。妻から、話をきいてくれていた。がんのこと、精巣まわりのことを勘案し、足裏マッサージを重点的に行うとのこと。ベットにうつ伏せになる。背中を両手で圧迫する。中央から右側へ。あばら骨の終点?から腰回りの圧迫。押されて分かる、こっている感じ。こりがほぐれる感じがくすっぐったい様に気持ちいい。左側の圧迫にはこりが感じなかった。非常にゆっったりとしたぺース。深いリラックス状態になっていく。次に左ふともも。マッサージによる深いリラックス状態からなのかとても気持ちいい。心地いを通り越して、滅茶苦茶に気持ちいい。何か脳みそを薬で溶かされ、棒で掻き回されているような感覚。気持ち良過ぎる。気持ち良すぎて死んでしまうんじゃないか。初めての感覚に少し怖さも感じた。クリームを塗ります。ふくらはぎ、足先へクリームの冷たい感覚。足裏へ徐々に力がこめられていく。グリグリ、足裏の痛みが我慢の限界を超えていく。先程の天国から、一気に地獄へ叩き落とされる。とても丁寧に、なおかつ我慢できるかできない限界値を押し込まれていく。からだに力が入る。仰向けになり、首の横をマッサージしてもらう。ここをマッサージすると、ガンが抑えられるという。こちらも丁寧にもみほぐしてもらった。最後にクリームを拭き取りつつ足の指まわりのマッサージ。足の指を触られるのは苦手。痛いような、くすぐったような不思議な感覚。マッサージが終わり、セルフケアの方法を教えてもらう。首周りのマッサージのやり方。足にある精巣まわりの反射区。かかと、くるぶし周りをお風呂に入るときボディソープをつけてグリグリ押すといいそうだ。とてもからだが軽くなった。足裏もすっきりしている。スーっと風を感じる様な爽快感。血流がよくなったのを実感する。マッサージを受けてよかった。またマッサージを受けにいきたい。